auひかり VS NURO光 速度 料金など 5項目で比較!

現在日本の光回線で「最速」と言われる「auひかり」と「NURO光」の比較をしていきます！

両社の比較といえば、当然「どちらの回線が速い？」が話題の中心になるのですが、実はこの両社には「速い」だけでなく「遅い」という正反対な評判・口コミも多いのです。　なぜ反対の評判が立つのかの理由は、両社共にスペック上の速度は最速クラスですが、実際に使うと遅すぎる！という口コミがSNSを中心に結構な数「通信障害」または「通信混雑による速度遅延（速度制限？）」が発生しているのではないか？という問題（疑惑）が噂されているからです。

それでは早速、auひかりとNURO光の両極端な2つのポイントを中心に、光回線で重要な5項目をピックアップし徹底比較します。また2社のメリット・デメリットを一目で分かるように表にしています。

auひかりとNURO光のどちらと契約すれば良いのか？とお悩み中の皆様、ぜひ当記事を判断の参考にして下さい!

「auひかり」と「NURO光」を5つの項目で比較しました！

上記５項目で、auひかりとNURO光を比較しました。注目はもちろん「2.通信速度」ですが、勝負の分かれ目になりそうなのは「3.特典」と「5.評判」です。詳しくはここからの比較・解説をお読み下さい。また見たい項目を即チェックできるよう、クリックして飛べるようになっています。

1.「auひかり」と「NURO光」を料金で比較！

auひかりとNURO光の料金は、両社の設定ががかなり異なるため単純に比較するのが難しいです。

まずマンションタイプですが、auひかりは通常の回線と同じくマンションが4,180円、戸建て5,180円と一般的な価格設定です。

対するNURO光は、auひかりのような通常のマンションタイプという設定自体がなく、基本は戸建て・マンション共通で月額5,200円です。またNURO光のマンションタイプには2,090円~という格安プランがありますが、これは個人契約ではなく、建物の所有者（大家）が建物全体で契約し、それを居住者が共有するというタイプです。＊NURO光forマンションは他社のマンションプランより速度的にかなり不利です

ここだけを見るとNURO光は高いように見えますが、NURO光の場合はマンションでも戸建てと同じように1部屋に1本の回線を引きこむので、料金も同じになる、そして回線速度も同じになるということです。なのでNURO光が高いということではないのです。

次に工事費ですが、これは正直言って両社ともに高額です。これまでに比較してきた「ドコモ光」、「ソフトバンク光」などと比較すると、auひかりもNURO光も軽く1万円以上高い設定になっています。　

ということで、この料金の項目では両社大差無しと言えそうです。

2.「auひかり」と「NURO光」を通信速度で比較！

＊(注1)実測値は「みんなのネット回線速度」より引用

高速が売りの2社だけあって、さすがに速いです！　ですがご覧の通り、NURO光の速度はワンランク上となっています。意外にハッキリとした差がついていますね。これは少し驚きました。

またスペック値でも、NURO光は２GB~となっている点に注目です。　NURO光がサービスを開始した当時、「世界最速インターネット」というCMをガンガン流していましたが、今再び世界最速を名乗ってもおかしくないレベルに持ってきましたね。

ということで、auひかり VS NURO光の速度対決は、基本的にNURO光が上回っていると考えられます。　数値的には明らかにNURO光なのに、なぜ「基本的に」なのか？ですが、それは最初に書いたように、NURO光には速度遅延や通信切断が起こっているという噂、悪評が絶えないからです。そして実は同じ様な噂、悪評がauひかりにも囁かれているのです。

この点については、最後の 5.評判 の項目で解説致します。

3.「auひかり」と「NURO光」を特典で比較！

キャッシュバック額では、auひかりがNURO光を9,000円上回っています。そしてauひかりの場合、プロバイダをSo-netにして、auスマートバリュー（スマホセット割）を申し込むと、さらに1万円の上乗せキャッシュバック（64,000円）が貰えます。キャッシュバック額ではauひかり優勢と言えそうですね。

キャッシュバックの振込時期ですが、こちらもauひかり＝最短翌月末、NURO光＝開通6ヶ月後と明確な差がついています。キャッシュバックをもらう時期は、当然早いほうが良いに決まっていますので、キャッシュバック額に続き、こちらもauひかりの完勝と言えます。

次に工事費ですが、こちらは共に実質無料です。工事費自体はわずかにNURO光が安いですが、縛り期間を２or３年と選べるNURO光に対しauひかりは３年のみですので、ここは引き分けといったところでしょう。

そしてその他特典ですが、違約金還元額ではauひかりが上回っています。ですがNURO光は、プレステ格安レンタルなど豊富なキャンペーンを展開しています。　ここは乗り換え時の違約金が２万円を超える方はauひかり、２万円以下の方はNURO光で判断すれば良いと思います。もちろん、プレステ５レンタルに魅力を感じる方はNURO光ですね。

そして注意点が一つあります。「NURO光に満足しなかったら契約解除料無償化特典」というのがありますが、正直言ってこの特典のメリットはほぼありません。　というのも、2022年末に日本国政府の方針により、インターネット回線の解約金やその制度の大幅見直しが行われ、これにより解約時の違約金は、どこの回線事業者でもおよそ月額（一ヶ月分）程度に収まるようになりました。しかし工事費無料制度（実質ではなく完全）を廃止する回線事業者が増え、ほとんどの事業社が工事費を2or3年で分割し割引（実質無料）、途中解約時には工事費の残債を請求する「実質工事費縛り」を始めました。NURO光の場合もこの後者にあたり、例えばNURO光を３年契約し、その後一ヶ月で解約した場合、解約違約金の「4,400円」はキャンペーンにより無料になりますが、工事費の残債「44,000円」は全額支払わなければなりません。　工事費の残債「44,000円」が無料で、違約金の「4,400円」は支払義務・・というキャンペーンなら魅力的ですが、現状ではほとんど意味がないと言わざるを得ませんね。

4.「auひかり」と「NURO光」をスマホセット割で比較！

表をご覧の通り、セット割の項目で2社にはほとんど差がありません。光電話をよく使うという場合は、NURO光でんわの方がプラン・選択肢が多くおすすめです。

5.「auひかり」と「NURO光」を評判（A~D）で比較！

速度ではNURO光が上で、特典はauひかりが上、そして料金とセット割は互角と、拮抗した両社ですが、ここでは光回線の裏メニューとも言えるもう一つの項目、「通信障害・切断」についても比較しておきます。

auひかりとNURO光、共に回線切断や速度遅延の口コミは見られるのですが、明らかに多いのはNURO光の方です。なかでも、最初は高速でサクサク動いていたが、ある時期を境に夜間の速度が落ち込み、切断も頻繁に起こるようになった・・という口コミが多く見られました。　症状としてはNURO光もauひかりも同じなのですが、NURO光の方が長期化、そして広域化しているかも？という印象を受けます。

とはいえ、インターネット回線の口コミというのは、良い時に書き込む人はほとんどおらず、悪い時には一斉に・・という傾向にあります。なので全体的な割合で見ると、速度遅延や切断に悩まされている方（エリア）はそれほど多くはないのだと思います。　ですが事実として、評判ではauひかりが上と判断できると思います。

そして具体的な判断の基準＋もしもの時の事前策としましては、auひかりもNURO光も開通可能な場所だと仮定すると、速度重視の方はNURO光、特典・総合力・安定感を重視の方はauひかり、これが基本です。そのうえで、もし速度遅延や回線切断が起こったときには、違約金補填のある回線へ乗り換える、これがベターでしょう。　例）　auひかり→NURO光、NURO光→auひかり、auひかり→ソフトバンク光、NURO光→ソフトバンク光など。

「auひかり」をおすすめの方はこんな人！

• 回線速度重視の方
• 高額キャッシュバックをご希望の方
• 早くキャッシュバックを振り込んで！と、ご希望の方
• 乗り換え時に他社の違約金還元をご希望の方
• auスマホのセット割をご希望の方

「NURO光」をおすすめの方はこんな人！

• 回線速度を最重要視する方
• 高額キャッシュバックをご希望の方
• 乗り換え時に他社の違約金還元をご希望の方
• PS5を格安でレンタル（後に買い取り可）をご希望の方

まとめ

光回線の最速対決とも言える、auひかりとNURO光を比較してきました。　ここまでの比較で、両社のメリット・デメリットはご理解頂けたかと思いますが、このページで名前の挙がったソフトバンク光とNURO光を比較している方も、やはり多いのです。

理由は当然、他社からの乗り換え先として「ソフトバンク光」と「NURO光」のどちらが良いか？とお考えだからでしょう。

このソフトバンク光とNURO光も、もちろん比較しています。詳しくは「ソフトバンク光 VS NURO光 速度 料金 5項目で比較!」をお読み下さい。＊クリックで該当ページにとびます。