スマホと同じ光回線でまとめよう
光回線を選ぶ基準は、あなたがどのスマホを使っているかで決めましょう。 スマホ会社と提携している業者の光回線をセットでまとめると、料金が安くなるからです。
結論からお伝えすると、おすすめの組み合わせは以下のとおりです。
- docomo→ドコモ光
- au→auひかり or ビッグローブ光
- SoftBank→ソフトバンク光 or NURO光
おすすめの組み合わせの理由です。
- 料金が安い
- スマホセット割を受けれる
- 運営元の信頼度が高い
- 利用者に多く選ばれている
料金が安くて信頼できる運営元であれば、安心して利用することができますよね。
セット割は、お住まいの家族の人数や一人暮らしなどによって割引額も変わってきます。 それぞれの環境に合ったお得な組み合わせを選びましょう。
深掘りしていきます。

月額料金比較
ご紹介するプランは以下の内容で統一しています。
- インターネット使い放題
- プロバイダ料金込み
- 代表的な標準プラン
使い放題でコスパが良く、多くの方に選ばれやすい代表的なプランです。
ドコモ光
戸建て
・タイプA ¥5,720
・タイプB ¥5,940
集合住宅
・タイプA ¥4,400
・タイプB ¥4,620
ドコモが提供する光回線サービスです(厳密にはNTT東西の光回線を借り受けている光コラボ)。
2年契約更新で、docomoスマホとのセット割「ドコモ光セット割」を受けることができます。
戸建て集合住宅ともにタイプAのほうが割安です。
タイプAとタイプBの違いは、選べるプロバイダが違うという部分のみです。
・タイプA→BIGLOBEやとくとくBBなど、18社のプロバイダから選べる
・タイプB→国内利用者数1位のOCNなど、6社のプロバイダから選べる
プロバイダにこだわりがなければお安いタイプAがおすすめです。
現在、docomoスマホと光回線のセット割を提供しているのはドコモ光のみです。 セット割を受けたいdocomoユーザーはドコモ光一択です。
お得な契約・料金の詳細は→ ドコモ光の料金プランは5種類 料金を安くするにはセット割が必須!
auひかり
戸建て
・ギガ得プラン ¥5,720
・ずっとギガ得プラン ¥5,610~¥5,390
集合住宅
・タイプV、タイプE、ギガ ¥3,740~¥5,500
KDDIが提供する光回線です。
auスマホとのセット割「auスマートバリュー」を受けることができます。
契約更新はギガ得プラン2年、ずっとギガ得プラン3年、集合住宅プラン2年です。
プロバイダは、So-netやBIGLOBEなど7社から選ぶことができます。
その時々でお得なキャンペーンを行っているプロバイダを選ぶとよいでしょう。
戸建てのプランは、ギガ得よりもずっとギガ得のほうがお得です。
ずっとギガ得は3年更新ですが、月額料金が1年ごとに¥110ずつ下がります。
3年目以降は永久的に¥330割引となり、年間で¥3,960の差が生まれます。
2年以内に解約する予定がない場合はずっとギガ得プランがおすすめです。
集合住宅プランは、建物内の契約者数と設備によって料金がバラバラです。
利用者が自由にプランを選ぶことはできません。
お得な契約・料金の詳細は→ auひかりのセット割を申し込むと、スマホ代はどのくらい安くなる?
ビッグローブ光
戸建て
・2年プラン ¥5,698
・3年プラン ¥8,478
集合住宅
・2年プラン ¥4,488
・3年プラン ¥4,378
BIGLOBEが提供する光回線サービスです(NTT東西の光回線を借り受けている光コラボ)。
auと提携しているため、auスマホとのセット割「auスマートバリュー」、もしくはビッグローブ光独自の「auセット割」のどちらかを受けることができます。
プロバイダは選ぶことができず、BIGLOBEになります。
戸建て集合住宅ともに3年プランのほうがお得です。
料金が安いだけではなく、申込時に高額なキャッシュバックを受けることができます。
工事費用に関しても3年プランは実質無料で、2年プランは利用者の一部負担となります。
2年以内に解約する予定がない場合は3年プランがおすすめです。
お得な契約と料金の詳細は→ 【要確認】ビッグローブ光には、auスマホとのセット割が2種類ある!
SoftBank光
戸建て
・ファミリータイプ ¥5,720
集合住宅
・マンションタイプ ¥4,180
SoftBankが提供する光回線サービスです(NTT東西の光回線を借り受けている光コラボ)。
2年契約更新で、SoftBankスマホとのセット割「おうち割」を受けることができます。
プロバイダは選ぶことができず、Yahoo!BBになります。
Yahoo!BBは、国内プロバイダ利用者数2位の人気と知名度を誇っています。
お得な契約・料金の詳細は→ ソフトバンク光の おうち割光セットは実際、いくら割引になるのか?
NURO光
戸建て
・ファミリータイプ ¥5,217
集合住宅
・マンションタイプ ¥2,090~¥2,720
So-netが提供する光回線です。
SoftBankと提携しているため、SoftBankスマホとのセット割「おうち割」を受けることができます。
2年契約更新で、プロバイダは選ぶことができず、So-netになります。
月額料金が他社と比べて頭ひとつ抜けて安いです。
NURO光の大きな特徴として、回線速度が上下最大2ギガと高速です。
他社4社の速度が上下最大1ギガに対して、速度が速く料金も安いNURO光は優秀です。
提供エリアと対応している建物が少ない点がデメリットと言えます。
お得な契約・料金の詳細は→ NURO光の契約はあり? 評判は?特徴・スペック・料金を徹底解説
割引額比較
セット割の割引額を比較していきます。
結論をお伝えすると、各社¥550か¥1,100、BIGLOBE光のみ最大¥1,320の割引額です。
基本的にパケット通信量のデータが大きいほど割引額は高くなります。
参考として、4人家族とひとり暮らしの割引額の目安は以下です。
4人家族の場合(全員が割引対象のプランを契約している)
¥2,200~¥5,280
ひとり暮らしの場合
¥550~¥1,320
より割引額の高いプランもありますが、現在は各社ともに新規受付を終了しています。
現在申し込み可能な主要プランのみをご紹介します。
■ドコモ光(ドコモ光セット割)
・データ定額3GB以下 ¥550
・データ定額5GB以上 ¥1100
ドコモスマホユーザーの家族全員が割引対象です。
契約しているパケット量によって¥550か¥1,100、スマホの月額料金が永年割引されます。
家族でパケットを分け合う「シェアパック」という割引額の大きなプランもありますが、現在は新規受付を終了しています。
■auひかり(auスマートバリュー)
- ピタットプランN (s) ¥550
- データMAXプランPro ¥1,100
- データMAXプラン Netflixパック ¥1,100
- フラットプラン25 NetflixパックN ¥1,100
- フラットプラン20N ¥1,100
- フラットプラン7プラスN ¥1,100
auスマホユーザーの家族全員が割引対象です。
契約しているプランによって¥550か¥1,100、スマホの月額料金が永年割引されます。
以前は最大¥2,000割引など幅広いプランがありましたが、その多くが現在は新規受付を終了しています。
■ビッグローブ光 (auセット割)
・データ定額3GB以下 ¥550
・データ定額5GB以上 ¥1,320
ビッグローブ光は「auスマートバリュー」とは別に、ビッグローブ光独自の「auセット割」の2つから選ぶことができます。
auセット割は契約しているパケット量によって¥550か¥1,320、光回線の月額料金が永年割引されます。
auスマートバリューとの大きな違いは以下です。
・ひかり電話の加入が不要
・スマホ料金ではなく、光回線の月額料金から割引される
・割引が適応されるのは1回線スマホ1台のみ
auセット割は、1回線につきスマホ1台しか適応されません。
家族でまとめて割引を受けることはできませんが、ひかり電話の加入が不要なので(詳しくは後述します)、固定電話を使わない一人暮らしの方には最適です。
「auスマートバリュー」と「auセット割」の選び方は
・auスマホ利用者がひとりの場合→auセット割り
・家族で2台以上のauスマホ利用者がいる場合→auスマートバリュー
こういった基準で選ぶのがおすすめです。
■SoftBank光(おうち割)
・データ定額5GB以上 ¥1100
・データ定額2GB以下 ¥550
ソフトバンクスマホユーザーの家族全員が割引対象です。
契約しているパケット量によって¥550か¥1,100、スマホ側の月額料金が永年割引されます。
■NURO光(おうち割)
・データ定額2GB以下 ¥550
・データ定額5GB以上 ¥1100
SoftBank光の「おうち割」とまったく同じ内容の割引を受けることができます。
ソフトバンクスマホユーザーの家族全員が割引対象です。
契約しているパケット量によって¥550か¥1,100、スマホ側の月額料金が永年割引されます。
【セット割適応には条件がある】
原則として、セット割を受けるためにはひかり電話の契約が必要です。
ひかり電話は、月額¥550のオプションサービスです。
固定電話を必要とするしないに関わらず、セット割適応の条件として契約が必須となります。
例えば、¥1,100の割引額であったとしても、月額¥550のオプション料金が発生するため、実際の割引額は¥550になります。
ひとり暮らしの場合は、スマホのパケット契約内容によってはひかり電話のオプション料金で割引が相殺されるため、セット割を受けるメリットがありません。
ただし、「ドコモ光」と「ビッグローブ光」はひかり電話に加入する必要がありません。
余計なオプション料金を支払わずにセット割りを受けたい、そんなひとり暮らしの方は上記2社がおすすめです。
【工事費用と初期費用】
光回線を新規契約する際の、工事費用と初期費用です。
工事費用は分割払い金を毎月まるまる割引して、実質無料としているところも多いです。
auひかりの一戸建てプランのように完済までに5年かかったりと、短期間で負担なしに解約することができないプランもあります。
工事費用は決して安い金額ではないので、契約をする前に必ず内容の確認が必要です。
■ドコモ光 (2年更新)
・一戸建て ¥19,800 (12~60回払いを選べる)
・マンション ¥16,500 (12~60回払いを選べる)
※契約事務手数料 ¥3,300
■auひかり (2年更新)
・一戸建て ¥41,272 (¥687 x 60回) ※最低5年(60回)で完済と返済期間が最も長い
・マンション ¥33,000 (¥1,375 x 24回)
※契約事務手数料 ¥3,300
■ビッグローブ光
・一戸建て 2年プラン ¥19,800 (¥550 x 30回 +¥3,300)
・一戸建て 3年プラン ¥33,000 (¥825 x 40回)
・マンション 2年プラン VDSL方式 ¥16,500 (¥440 x 30回 +¥3,300)
・マンション 3年プラン VDSL方式 ¥29,700 (¥742 x 40回)
・マンション 2年プラン LAN方式 ¥8,360 (分割なし)
・マンション 3年プラン LAN方式 ¥21,560 (¥539x 40回)
※契約事務手数料 ¥3,300
■ソフトバンク光 (2年更新)
・一戸建て ¥26,400 (24~60回払いを選べる)
・マンション ¥2200
※事務契約手数料 ¥3,300
■NURO光 (2年更新)
・一戸建て ¥44,000 (¥1466 x 30回)
・マンション ¥44,000 (¥1222 x 36回)
※事務契約手数料 ¥3,300
【まとめ】
光セット割の最安値の組み合わせをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
基本的には、お持ちのスマホと同じ光回線でまとめると割引が効いて安くなります。
家族でお住まいの方、ひとり暮らしの方など、それぞれに見合った光セット割を選んで毎月の通信費をよりお得にしましょう。
また、光回線は時期によって行っているキャンペーンがガラッと変わります。
公式よりも独自のキャンペーンを行っているプロバイダ経由での申し込みがおすすめです。
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この記事が、みなさまの光セット割選びのお役に立てることを願っています。