料金で選ぶ!マンションにおすすめのネット回線は?光 vs WiMAX

マンションタイプでも光回線は割高

マンションで光回線を利用する場合、月額料金は戸建てタイプよりも安い設定になります。 とはいえ、それでも利用料金は安いといえません。
場合によっては月額料金が戸建てタイプと同じ値段になる可能性もあります。

マンションタイプの月額相場は4,000円ほど

主要の光回線サービスの月額料金を調査して表にまとめました。

月額料金
フレッツ光(東日本) プラン2:3,685円プラン1:4,125円ミニ:4,785円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要
フレッツ光(西日本) プラン2:4,477円プラン1:3,872円ミニ:5,445円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要
ドコモ光 タイプA:4,400円タイプB:4,620円
ソフトバンク光 4,180円
auひかり 3,740~5,500円
NURO光 5,217円(物件によっては2090~2,750円)
ビッグローブ光 4,378円
OCN光 4,378円
So-net光 1~36ヶ月目:3,278円37ヶ月目~:4,928円
nifty光 1~30ヶ月目:3,828円32ヶ月目~4,378円

事業者ごとに違いはありますが、利用料金はおおよそ月額4,000円台が相場です。
なかには月額3,000円前後のサービスもありますが、住んでいるマンションに用いられている配線方式で値段は変動するので、基本的には月額4,000円~、1年間で約50,000円程度の費用がかかると思っていいでしょう。

元販売員・田中ミキ
元販売員・田中
注意点があります。
この表を一見すると安い月額のものもありますが、当サイトでNE・松本さんが何度も述べているように、ネット回線に安くて速いはありません。
安いものは回線速度が遅い(100Mbps程度)だったり、契約期間が3年で解約月以外の解約時に掛かる違約金が2万円など、どこかに必ず安い理由があります。
ここを見逃すと、あとで長期に渡ってストレスを受けますので注意して下さい。

物件によっては戸建てと同じ月額料金になる場合も

先ほどの月額料金はあくまで「マンションタイプが利用できる場合」に限られます。
マンションタイプはあらかじめ住んでいる物件に光回線が導入されていて、光ファイバーが各戸に分配されている場合に契約できます。

出典 フレッツ光 集合住宅の導入工事と配線方式について

光ファイバーを分配すると利用者が増えてくる夜間に速度が低下する可能性が生じるので、マンションタイプは戸建てタイプより料金が安めに設定されています。

自宅に利用したい光回線サービスが導入されていない場合、戸建てタイプを契約して近くの電柱から光ファイバーを引っ張らなければいけません。

出典 フレッツ光 開通工事レポート

戸建てタイプを契約すれば自分の家だけが光ファイバーを使うので速度が低下する心配がなくなりますが、利用料金が戸建てタイプと同じ値段になります。

戸建てタイプの利用料金は月額5,500円から6,500円で、マンションタイプと比べると高めです。

戸建てタイプ マンションタイプ
フレッツ光(東日本) 1ヶ月目:5,940円2~30ヶ月目:5,170円31ヶ月目~:5,500円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要プラン2:3,685円プラン1:4,125円ミニ:4,785円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要
フレッツ光(西日本) 1~24ヶ月目:5,203円25ヶ月目~:4,973円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要プラン2:4,477円プラン1:3,872円ミニ:5,445円※別途月額550~1,100円ほどのプロバイダ料金が必要
ドコモ光 タイプA:5,720円タイプB:5,940円タイプA:4,400円タイプB:4,620円
ソフトバンク光 5,720円4,180円
auひかり 1~12ヶ月目:5,610円13~24ヶ月目:5,500円25ヶ月目~:5,390円3,740~5,500円
NURO光 5,217円5,217円(物件によっては2,090~2,750円)
ビッグローブ光 5,478円4,378円
OCN光 5,610円3,960円
So-net光 1~36ヶ月目:4,378円37ヶ月目~:6,138円1~36ヶ月目:3,278円37ヶ月目~:4,928円
nifty光 1~30ヶ月目:5,160円32ヶ月目~5,720円1~30ヶ月目:3,828円32ヶ月目~4,378円

また、マンションで戸建てタイプを利用するには管理会社か大家さんからの許可を得ないといけないので、申し込み手続きが面倒です。

セット割はあるがお得感は期待できない

フレッツ光を除くほとんどの光回線サービスは、対象キャリアのスマホとのセット割が受けられるようになっています。

例えばauひかりではauのスマホ料金が毎月550円から1,100円まで割引される「auスマートバリュー」が受けられます。(厳密には割引額の最大は毎月2,200円ですが、2,200円対象のプランは現在受付を終了しています)

セット割は最大で10台までの家族回線に適用できるので、家族でのスマホの利用台数が4台以上だと、契約プラン次第で光回線の利用料金が実質無料になる割引が受けられます。

しかし、同じキャリアで4台ものスマホ料金を毎月支払っている人(家族)は少ないのではないでしょうか?

元販売員・田中ミキ
元販売員・田中
一時期よりかなり沈静化したとはいえ、いまでもキャリアは乗り換えを推奨し、魅力的な特典をつけています。この携帯乗り換えの特典が少しでもある以上、同一キャリアを使い続ける人は少ないでしょう。
家族全員で契約を揃え月額割引を受けるより、各個人が乗り換え特典を受け取るほうが得をする現状が変わらない限り、長年同一キャリアを契約し続ける人は増えないと思います。

複数台のスマホ料金を毎月支払っていたとしても2台や3台が相場なので、セット割による通信費にはあまり期待できません。

さらにセット割を適用するにしても、月額550円の光電話オプションへ加入しなければいけないデメリットもあります。
固定電話を使うつもりがない人からすれば光電話オプションの加入は毎月500円の負担になり、セット割のお得度が下がってしまいます。

携帯電話が普及した昨今は固定電話が必要だと思う人は減ってきているので、光電話オプションの加入がリスクと感じる可能性は高まっています。

解約するときに工事費の残債がネックになる

今やあらゆる光回線サービスが工事費による負担がないとアピールするようになり、インターネット回線を契約しやすいと思わされる市場になりました。
しかし、工事費は「完全無料」になるわけではありません。

ほとんどの事業者は工事費を24ヶ月から60ヶ月間での分割支払いにしていて、通信料金に割引を入れることで負担を実質無料にしています。

出典 auひかり

実質無料キャンペーンは光回線を契約するハードルを低くしているように見えますが、分割支払いの途中に解約すると割賦金の残債を一括で精算しなければいけません。

工事費実質無料の特典は、よほど長く光回線を契約し続けるつもりがなければ安心して受けられないわけです。

動画さえ見なければ、通信速度と通信量は必要ない

光回線を使わなくてもホームページを見たり動画を視聴するのは可能で、もちろんLINEのメッセージやビデオ通話も問題なく行えます。

また通信速度的に動画視聴が難しいというネット回線は無いと断言できます。ポケットWifiでも何ら問題なく、どの動画サービスでも利用できます。

ただしデータ通信量は増え続けますので、動画サービスのヘビーユーザーは、やはり光回線がおすすめです。高画質動画を毎日見ている、またはそういう家族がいるという場合は、光回線の導入を考えるべきでしょう。

マンションによっては速度が1Gbps以下になる場合が

光回線の最大通信速度は1Gbps以上であるのが基本ですが、物件が用いる配線方式で数値は違ってきます。

マンションタイプでの配線方式には以下の3つがあり、用いられている方式が光配線以外だと最大通信速度が100Mbpsまで下がります。

  • 光配線方式
  • LAN方式
  • VDSL方式

VDSL方式にいたってはノイズと家電製品からの電磁波を拾って通信状態が不安定になるリスクを伴うので、マンションに住んでいる人にとって光回線がもっとも通信速度の速い回線になるとは限りません。

NE・松本
NE・松本
光回線のマンションタイプの場合、その建物の規模(人数)というより、同じ回線を使用する人の使い方が問題となります。
例えば同じマンションの人で、動画を4K画質で延々と見ている人が何人もいたら? それは周囲の人の回線速度は厳しいものになる可能性があります。ですが光回線の契約者は違法でなければ使い方は自由です。
なのでマンションタイプの場合、光回線よりポケットWifiやソフトバンクエアーのほうが、ストレス無く使える可能性があります。
また、マンションに光コンセントが導入不可能な場合、WiMAXやソフトバンクエアーの契約を検討するべきでしょう。

マンションに住んでいる場合、モバイル回線も検討したほうがいいわけです。

マンションで料金が安いネット回線を使うならWiMAXがおすすめ!

マンションに住んでいる人が利用料金の安いインターネット回線を使いたいのであれば、WiMAXをはじめとしたモバイル回線を優先して検討するといいでしょう。

モバイル回線は工事をせずに使えるので解約するときに初期費用の残債がネックにならず、光回線より安い料金での利用が可能です。
先ほどご説明した通り、ホームページや動画を見るぐらいなら充分な速度が出るので安心です。

基本の月額料金を見比べると、モバイル回線は光回線と変わり映えしないように見えます。

回線種別 月額料金
光回線(So-net光) 1~36ヶ月目:3,278円37ヶ月目~:4,928円
WiMAX(モバイルルーター・ホームルーター) 4,268円
ポケットWiFi(ワイモバイル) 4,818円
ソフトバンクエアー 5,368円

むしろ契約先によっては3年間の月額料金は光回線のほうが安くなるぐらいです。
しかし、WiMAXならGMOとくとくBBでの申し込みで実質の利用料金がぐんと安くなりますよ。

詳細は=GMOとくとくBB

GMOとくとくBBでは33,000円のキャッシュバックをもらって実質利用料金が光回線より安くなります。

回線 プラン・特典内容 月額料金 2・3年に負担する実質費用
光回線(So-net光) 無し1~36ヶ月目:3,278円37ヶ月目~:4,928円2年:78,672円3年:108,008円
GMOとくとくBB WiMAX ライトプラン 6,000円キャッシュバック付3,915円2年:56,997円3年:95,124円
GMOとくとくBB WiMAX ギガ放題プラン 33,000円キャッシュバック付 4,689円 2年:73,263円3年:130,534円

WiMAXではギガ放題プランと月額プランのどちらかが選べますが、毎月の利用料金を安くするなら月額プランがおすすめです。
月額プランは毎月利用できるデータ量が7ギガになる代わりに利用料金が安めになるプランで、キャッシュバックプランより少なくなりますが、キャッシュバックを受ければ実質料金が光回線より低くなります。

「月に7ギガしか使えないの?」と思われるかもしれませんが、料金の安さを重視したいライトユーザーにとっては意外とデメリットにはなりません。

用途 目安
動画再生 高画質(720p):約10.5時間 標準画質:約28時間
ウェブサイトの閲覧 約46,200回
LINE通話 音声:約280時間 ビデオ:約21時間
音楽再生 約126時間

7ギガで利用できる目安を知れば、ライトユーザーなら月額プランでも充分であることがわかります。

詳細はこちら=GMOとくとくBB WiMAX2+が月額2,849円(税込)~!

ホームページを見ることがメインであれば、7ギガでも充分使い放題に近い状態になります。
高画質の動画も約10時間半まで見られるので、「動画はあまり見ないから安いネット回線を使いたい」と思っている人にとってGMOとくとくBBのWiMAXはうってつけです。

auでスマホを使っていれば「auスマートバリューmine」を適用して毎月550円か1,100円の割引も受けられます。

まとめ

光回線のマンションタイプは戸建てタイプよりも安めに設定されてはいますが、他の回線と比べると月額料金が高いのでコストを抑えたい人に強くおすすめはできません。

場合によっては戸建てタイプのより高い月額設定になる可能性があるうえに、解約するときに工事費の残債を精算しなければいけないリスクもあります。

リスクを低くして利用料金が安いネット回線を契約したいのであればモバイル回線を検討してみるといいでしょう。
モバイル回線なら光回線よりも料金設定が安いうえに、工事も必要ないので解約するときに初期費用の残債が心配になりません。
とくにおすすめなのはGMOとくとくBBのWiMAXで、34,800円キャッシュバックで実質利用料金が光回線より大幅に安くなります。

こちらから=GMOとくとくBB

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