2021年7月よりドコモ光の契約内容が変更され、2年定期契約がメインとなりました。2021年以前からドコモ光を継続利用されている方でも、現在はほとんどの方がこの2年定期契約をしていると思います。 もしかすると未だに以前の契約を継続されている方もいらっしゃるかもしれませんが、もしその場合は早めに2年定期契約に変更することをおすすめします。* 注1)注意点がありますので、方法等は後で解説します
そして2021年から2年が経とうとしていますので、多くのドコモ光ユーザーの方々は、いわゆる最初の「更新月」の時期を迎えていると思います。 今回の記事は、ドコモ光の2年定期契約について、そして2年経った時にこの契約を継続するのがお得なのか?それとも解約し、他社に乗り換えるのがお得なのか?について解説していきます。 まずは、2年定期契約についての簡単で分かりやすい解説からいきます!
ドコモ光の契約 2年定期契約とは?
ドコモ光の2年定期契約とは、まずその名の通り「2年間の継続利用」が条件となります。この条件で契約すると毎月の料金が、戸建て=1,600円、マンション=1,100円割引されます。 毎月、1,600円or1,100円の割引ですので、かなりオイシイ契約内容ですね。ただし、2年の更新月を含む3ヶ月以外で解約すると違約金を支払わなければなりません。 ちなみに2年定期契約の他に「契約期間なし」があります。こちらはいつ解約しても解約金は発生しないかわりに、毎月の料金が割引なしとなります。詳しくは下の表をご覧下さい。
契約期間 | 月額 | 解約金 |
2年定期契約 | 戸建て=5,720円 マンション=4,400円 | 戸建て=5,500円 マンション=4,180円 |
契約期間なし | 戸建て=7,370円 マンション=5,500円 | なし |
また、もし2年契約の途中で解約した場合ですが、その違約金は、戸建て=5,500円、マンション=4,180円となります。これは月額の約一ヶ月分だけですので、基本的にはいつ解約するにしても、2年定期契約を選択したほうがお得と言えます。
では次に、このドコモ光の2年定期契約が終わった場合に、どうすればお得なのか?を考えていきます。
ドコモ光の契約、2年後にどうする?
ではドコモ光の2年定期契約の2年後、契約が満了した時どうすれば良いのか?について解説します。 得をしたい!という場合は「乗り換え」の一択です。乗り換えですので、現在のドコモ光を解約し新たな光回線と契約をします。
これらを見ても、現状ドコモ光を継続するメリットは、さらになくなったと言えるでしょう。 ドコモ光に限らずですが、今の光回線各社の「継続利用者より新規契約者を優先する」という方針は、今後も当分変わることはないはずです。
では、この乗り換えをすると、何が得なのか?について解説していきます。
乗り換えのメリット
2年利用したドコモ光を解約し、新たな光回線に乗り換えることで何が得られるのかですが、主に以下の3点となります。
- 高額キャッシュバックが貰える!
- 新しい光回線から最新の機器が送られてくる!
- その他の特典を受け取る事ができる!
1つ目の高額キャッシュバック、やはりこれが最大のメリットですね。2023年7月現在ですと、auひかりに乗り換えれば最大で72,000円、NURO光への乗り換えなら45,000円となっています。*共に戸建てプランの場合
2番目の「新しい機器」。 ちょっとドコモ光を継続する場合を思い浮かべて下さい。 その場合はもちろん2年前に送られてきた旧機器を継続利用ですよね。 ですが乗り換えるとどうなると思います? そうです、新たに契約した回線から「新しい機器」が送られてきます。 ということで、乗り換えれば自動的に最新の機器を使うことが出来ます。
3番目のその他特典ですが、ほとんどの光回線はキャッシュバック以外にも新規契約特典をつけています。例えば、Wifiルーターの無料貸与、ポイント付与などですね。これはない場合もありますが、だいたい何かしらの特典があります。 例えばWifiルーターの無料貸与というのはよくある特典ですが、この場合も先程の話と同じように最新の機器を使えることになり、実質高速化されるということになります。地味ですが、これも確かなメリットと言えますね。
乗り換えのデメリット
では乗り換えのデメリットはなにか?考えてみましょう。
まず面倒だというのがあると思います。解約の手続きをして、新規契約をして、工事を待つ・・・
ですが、よく考えて下さい。手続きなんて30分もかからないですし、工事も私の経験から数十分で終わることがほとんど。一度、壁に穴を開けて光回線を引き入れる工事をしましたが、それでも1時間もかかりませんでした。 キャッシュバックが3万円だとすれば日給3万円です。しかも実働2時間弱。こう考えると、大したデメリットとは言えないでしょう。
個人的に一番のデメリットは、スマホのセット割が使えなくなる可能性ですね。ドコモ光の場合、月々1,000円割引されるので、スマホの乗り換えもセットで行える場合は超おすすめですが、ドコモスマホは継続という方は乗り換えないほうが良いケースもあるでしょう。
ドコモ光を解約するタイミング、「更新月」について
更新月はドコモ光では「契約満了月」と呼ばれ、契約開始月の24ヶ月後の月を言います。これはスマホの解約月と同じですね。 そして、この24ヶ月後の更新月に何もしないと自動で更新が行われ、また2年の契約が始まるということになります。
また、この契約満了月に解約すると、解約金は一切かかりません。なので、この契約満了月が解約・乗り換えの絶好のチャンスということになります。 この契約満了月ですが、この後の2ヶ月間(合計3ヶ月間)は解約金がかからない機関となります。以前は更新月といえば、24ヶ月後の1ヶ月間でしたが、現在は3ヶ月とかなり余裕がある期間となっています。
違約金補填
もし、どうしても更新月以外の乗り換えをしたいという場合、違約金が発生することになります。また、現在(2023年7月)はドコモ光の工事費は完全無料キャンペーン中ですが、時期によってはこのキャンペーンが切れるときもあります。その場合の早期解約は、工事費の残債が発生してしまいます。*特殊工事が必要で、その分割払い中の場合も同様です
この場合、違約金補填キャンペーンをやっている乗り換え先を選べれば、後日支払った違約金を全額補填してもらえ、リスク無しでの乗り換えが可能になります。 違約金補填の申請方法は簡単で、解約した回線(今回の場合はドコモ光)の、解約に関しての支払いを証明するレシートを、乗り換え先に送るだけです。 例えば、更新月以外の解約で発生した違約金を支払ったなら、支払い後にドコモ光から来るメールの領収証を、乗り換え先に転送するだけです。
ただし、auひかりやNURO光などの独立系回線に比べ、ドコモ光などの光コラボは違約金が少ないので、あまり違約金補填を受ける機会はないと思います。*特にドコモ光は工事費無料(実質無料ではない)キャンペーンを行っているので、解約時の違約金が少ない。 なので乗り換え先には、違約金補填キャンペーンより、キャッシュバック等の特典を重視したほうがお得だと思います。
念のため、違約金補填のあるおすすめ乗り換え先を、次でご紹介します。
違約金補填のあるおすすめ乗り換え先6選
おすすめの乗り換え先を6社選びました。基本的な考え方では、auひかり or NURO光を優先して考え、もしこの2社への乗り換えができなかった場合にソフトバンク光を選ぶというのがおすすめです。また、これはドコモ光から他社へ乗り換える場合の話です。ドコモ光ではない回線から別回線への乗り換えの場合はこのケースには当てはまりませんので注意して下さい。
もう一点。もしあなたが関西、中部、中国地方にお住まいの場合は、地域限定の光回線がおすすめになります。auひかりやNURO光より、地域限定回線を優先して考えて下さい。
こちらから→違約金補填のある地域限定の光回線
auひかり
違約金補填=最大30,000円
口コミを見る→auひかりの評判は?
ソフトバンク光
違約金補填=最大100,000円(キャッシュバック込)
口コミを見る→ソフトバンク光の評判は?
NURO光
違約金補填=最大60,000円(違約金補填かキャッシュバック、どちらか片方を選択)
口コミを見る→NURO光の評判は?
地方にお住まいの方 【関西・中国・中部】
地方限定の光回線にも、かなりお得な乗り換え先があります。以下の3地方にお住まいの方は大チャンスです!
関西にお住まいの方【EO光】
違約金補填=最大60,000円
口コミを見る→EO光の評判は?
中部・東海地方にお住まいの方【コミュファ光】
違約金補填=無制限!!
口コミを見る→コミュファ光の評判は?
中国地方にお住まいの方【メガエッグ】
違約金補填=最大80,000円
口コミを見る→メガエッグの評判は?
高額キャッシュバックのあるおすすめ乗り換え先3選
最後に高額キャッシュバックのある、オススメ乗り換え先をご紹介します。
実質、ここを最重要視して乗り換えれば、ドコモ光から他社への乗り換えで失敗することはないでしょう。 少なくとも、得をしないということはあり得ません。
おすすめの順にご紹介します。
auひかり
オプションなしキャッシュバック=45,000円
NURO光
オプションなしキャッシュバック=45,000円
ソフトバンク光
オプションなしキャッシュバック=40,000円 ただしドコモ光からの乗り換えの場合(事業者変更)、キャッシュバック=15,000円