楽天モバイルは通常プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」が5Gに対応済み!
楽天モバイルは元々ドコモやauから回線帯域を借りて展開していた格安SIMでしたが、2020年春より「Rakuten UN-LIMIT」という自社回線を用いたプランを展開しています。
Rakuten UN-LIMITは4G通信ができるプランでしたが、2020年秋より5G対応の新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」に仕様が変更されました。
料金プランは変わらないままに、5Gでの通信が可能となっています。
ただし5G通信は5G対応端末でしか行えないので、5Gで使いたい場合は別途対応スマートフォン等を用意しなければいけないことにご注意ください。
楽天モバイルの5Gプランは月額料金が3,278円
楽天モバイルは4Gから5Gになっても月額料金が変わらず、3,278円に設定されています。
料金プランは他社のように複数存在するわけではなく、もれなく1種類で非常にシンプルです。
さらに300万名までを対象とした1年間の月額料金が無料になるキャンペーンも行われています。
SIMカードのみの契約なら支払いは事務手数料のみで1年間利用できるので、気軽に利用を開始できますよ。
通信量は楽天回線エリアなら使い放題、au回線エリアは月5GB
楽天モバイルは、4G・5G共に楽天回線エリア内なら使い放題となっています。
とくに規定の制限はなし、自由に動画を見たり、SNSを楽しんだりといった使い方ができます。
ただし楽天モバイルの自社回線は、まだ日本全国の広い範囲をカバーできているわけではありません。
自社回線がつながらない場所では、auのパートナー回線を使って通信することとなります。
パートナー回線は月5GBまでの高速通信が可能で、5GBに到達して以降は最大1Mbpsでの通信を行えます。
1MbpsでもYouTubeの標準画質(480p)程度の動画再生やSNSなどは問題なく行なえますが、大容量アプリのダウンロードや高画質なHDなどの動画再生には時間がかかります。
通話は専用アプリ「Rakuten Link」からの発信でかけ放題
楽天モバイルの通話料金は通常30秒20円ですが、専用アプリ「Rakuten Link」から電話をかければ通話料金は0円になります。
音声通話だけでなく、通常70文字3円の国内SMSもRakuten Link経由なら使い放題です。
Rakuten Linkは当初Android向けに展開されていましたが、2020年11月よりiPhoneでも利用できるようになりました。
楽天モバイルを契約したら忘れずにRakuten Linkをインストールし、通話料金を抑えるようにしましょう。
楽天モバイルの5G対応エリアは狭く、まだまだごくわずかに限られている
楽天モバイルの5Gエリアは2020年11月時点だと非常に狭く、ほとんどの契約者は5Gを利用できません。
具体的には、以下のエリアで5G通信を利用可能となっています。
- 北海道札幌市白石区南郷通15丁目
- 東京都世田谷区瀬田1、2、3、4丁目
- 東京都世田谷区上野毛1、2、3、4丁目
- 東京都世田谷区玉川1、2丁目
- 東京都世田谷区中町1丁目
- 東京都世田谷区野毛2、3丁目
- 東京都板橋区3丁目
- 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目
- 埼玉県さいたま市中央区新都心
- 神奈川県横浜市西区浅間台
- 大阪府大阪市北区曽根崎1丁目
- 大阪府大阪市北区堂山町
- 兵庫県神戸市兵庫区御崎町1丁目
公式サイトではいずれも「付近」と記載されているため、表記住所内でも確実につながるわけではありません。
5Gにつながらない場合は、4G回線での通信となります。
楽天モバイルの5G通信を行うには5G対応スマートフォンが必要!
楽天モバイルの5Gプランを契約しただけでは5Gを利用できず、対応するスマートフォンを用意しなければいけません。
楽天モバイルで2020年11月現在販売されている5G対応スマートフォンは、以下の2種類です。
- Rakuten BIG
- AQUOS R5G
それぞれの特徴を紹介するので、5Gを使いたい方はチェックしてみてください。
なおiPhone 12シリーズやPixel 5など、市販の5G対応スマートフォンも動作確認済みとなっています。
公式サイトの「ご利用製品の対応状況確認」より対応状況を確認できるので、5Gスマートフォンを楽天モバイル以外で入手したい方は端末購入やSIMの申し込み前に確認しておきましょう。
Rakuten BIGは楽天モバイル限定端末・大画面が魅力
Rakuten BIGは、楽天モバイルのみで販売されている5Gスマートフォンです。
画面サイズが6.9インチととても大きく、さらに画面内部にインカメラが内蔵されているため欠けのない全画面が実現しているのが特徴となっています。
Rakuten BIGの主なスペックや価格を、以下の表にまとめました。
端末価格(税抜) | 69,800円、最大23,000円相当のポイントプレゼント |
CPU | Snapdragon 765G |
メモリ | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
画面 | 6.9インチ、2,460×1,080 |
カメラ | アウトカメラ800万画素+6,400万画素+200万画素+200万画素/インカメラ3,200万画素 |
重さ | 227g |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応 |
Rakuten BIGのCPUは中の上程度の性能で、一部のハイスペックが求められる3Dゲームなどを除けば概ね快適に動作します。
モバイルSuicaなどを使えるおサイフケータイや防水にもしっかり対応していて、機能性も抜群です。
被写体に近づいて大きく写せるマクロレンズや、広い範囲を撮影できる超広角レンズを搭載しているのも見逃せません。
また5Gは、下り最大2.8Gbps対応で高速な「ミリ波」に対応しています。
最新のiPhoneもミリ波には対応していないので、対応する通信速度が5Gスマートフォンの中でも速いことはRakuten BIGの大きなメリットです。
5G回線を使って大画面で動画やネットサーフィン、ゲームなどを楽しみたい方は、Rakuten BIGを検討してみてください。
AQUOS R5GはAQUOS初の5G対応、ハイスペックでIGZO液晶の美しさも魅力
AQUOS R5GはAQUOSシリーズ初の5G対応スマートフォンで、主なスペックや価格は以下のとおりです。
端末価格(税抜) | 128,800円、最大8,000円相当のポイントプレゼント |
CPU | Snapdragon 865 |
メモリ | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面 | 6.5インチ、3,168×1,440 |
カメラ | アウトカメラ1,220万画素+1,220万画素+4,800万画素+ToFレンズ/インカメラ1,640万画素 |
重さ | 189g |
バッテリー容量 | 3,730mAh |
おサイフケータイ・防水 | 対応 |
AQUOS R5Gはハイスペックモデルで、2020年夏時点で最高クラスのCPUを搭載しています。
あらゆるゲームもサクサク動き、Rakuten BIGと比べて大きな性能差となっています。
さらにPro IGZOディスプレイ搭載で、色の表現はとても鮮やかとなっているのも嬉しいですね。
カメラも超広角撮影や光学2倍ズーム対応で充実、8Kでの高解像度な動画撮影にも対応しています。
5Gを最高クラスの性能と画面の美しさで楽しみたい方は、AQUOS R5Gを検討してみてください。
楽天モバイルの5Gエリアは狭い!数年は4Gでの利用が現実的
楽天モバイルは2020年時点だと、まだ4Gのエリアを全国に広げている途中の段階であり、5Gエリアはサービスこそ開始されたものの非常に狭くなっています。
少なくとも申込みから数年間は、5Gではなく4Gで使う前提で契約するのがおすすめです。
また楽天回線の4Gエリアもまだ広くはないので、楽天回線の使い放題を活用したい方は申し込み前に公式サイトでエリア検索を行うのを忘れないようお気をつけください。
楽天モバイルは楽天回線エリアなら使い放題なので、読み込みは5Gより時間がかかるものの、4G回線において動画再生やアプリのダウンロードなどは自由に活用できます。
楽天回線エリア外でも月5GBは高速、その後も1Mbpsのスピードで一般的なネットサーフィンや並程度の画質での動画再生などは行なえるので、1年間無料のキャンペーンを考慮すれば使いみちは豊富です。
楽天モバイル・お得な公式サイト
楽天モバイルは多くのキャンペーンを行っていますが、適用条件は公式サイトからのお申込みです。
公式サイトは⬇こちらから!