iPhoneが使えるおすすめ格安SIM4選!速度や料金を踏まえて選出

目次

iPhoneが使える格安SIMに制限はなし!注意点はiPhoneの種類とSIMロック

iPhoneにおいて、日本国内で使えない格安SIMは基本的にありません。

iPhoneの種類ごとにSIMカードとの相性はありますが、「○○社の格安SIMはどのiPhoneでも使えない」といったことはありません。

手持ちのiPhoneで使える格安SIMを知りたい場合に注目したいのは、主に回線の種類とSIMロック状況です。

ネットスカウター編集長
編集長
iPhoneを格安SIMで使う場合、iPhone端末はアップルストアなどで購入、格安SIMはこのページ最後で紹介する楽天モバイルという組み合わせが総合的に最強です。楽天モバイルは料金面でのメリットが大きく、また今後最も発展する見込みがあるので、将来的にも楽天モバイルが優位と言えるでしょう。

SIMロックがかかっているiPhoneは販売されていたキャリアのSIMでのみ利用可能

SIMロックがかかっているiPhoneは、そのiPhoneが販売されていたキャリアの回線を使っているSIMカードでしか通信・通話を行えません。

例えばドコモで購入したiPhone 8を格安SIMで使う場合は、SIMロックがかかっていたらOCNモバイルONEやIIJmio(タイプD)といったドコモ回線の格安SIMでのみ使えます。

SIMロックがかかっているiPhoneを他の回線を使った格安SIMで利用したい場合は、SIMロックを解除しましょう。

SIMロックは2021年現在、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれもインターネット上ですぐに無料で解除できます。

ただし分割購入でiPhoneを購入している場合は、購入から101日目以降(ソフトバンク)などのSIMロック解除申込み条件が各社で設定されているのでご注意ください。

SIMロックを解除したiPhoneは、格安SIMを入れて対応するプロファイルのインストールをWi-Fi経由で行えば、自由に通信・通話ができるようになります。

auの6s~7シリーズはau回線のSIMで使う時もSIMロック解除が必須

auのiPhone 6sや7は、例外としてau回線の格安SIMで使う場合もSIMロック解除が必須となっています。

auのiPhoneを格安SIMでSIMロックのかかったまま使いたい場合は、8シリーズ以降でなければいけません。

注意!iPhone 6以前のモデルはSIMロック解除非対応

iPhone 6以前のiPhoneはSIMロック解除ができない仕様なので、基本的に購入した会社の回線を使う格安SIMでのみ使えます。

格安SIMによっては古いiPhoneだと動作確認が行われておらず、使えないこともあるので、格安SIMの申し込み前に動作状況を確認しておきましょう。

格安SIMと手持ちのiPhoneの相性は、利用したい格安SIM公式サイトの動作確認端末リストから確認できます。

セットでiPhoneを購入できる格安SIMは限られる

格安SIMの契約に合わせてiPhoneを新しく購入したい場合は、申込先をしっかり選ばなければいけません。

iPhoneを販売している格安SIMは、限られているためです。

なお次項よりiPhoneが使える格安SIMのおすすめを4社紹介しますが、いずれもiPhoneをセット購入可能となっています。

UQ mobileはiPhone SEを販売中!高速で料金プランもシンプル

UQ mobileは、auがサブブランドとして展開している格安SIMです。

格安SIMの多くは大手キャリアから回線帯域の一部を借りて運営しているので、混み合う夜やお昼の時間帯は速度が下がりやすくなっています。

しかしUQ mobileは自社所有の回線を使って通信できるので、一日中通信速度が維持されているのが魅力です。

料金プランが以下の2種類とシンプルであることも、見逃せません。

 容量月額料
スマホプランS3GB、節約モード最大300kbps2,178円
スマホプランR10GB、節約モード最大1Mbps3,278円

UQ mobileは通信量を使い切ってからもある程度のスピードが出るようになっていて、スマホプランSはネットサーフィン、スマホプランRはYouTubeでの標準画質の動画再生程度なら問題なく行えます。

なおもっとたくさん通信したい人向けに、2021年2月以降20GBプランも月額4,378円(税抜)で提供予定です。

通話料金は30秒20円ですが、月額770円で10分、1,870円で無制限のかけ放題を利用可能なので、オプション利用で通話料金を抑えられます。

UQ mobileはiPhone SEのセット購入に対応!

UQ mobileは2020年4月発売のiPhone SEを販売していて、販売価格は以下のとおりです。

 新規契約・MNP時の一括購入価格
64GB35,640円
128GB47,520円

新規契約や他社からの乗り換えをする方向けに安価な端末価格が設定されていて、SIMフリーモデル(64GB44,800円、128GB49,800円)よりも割安となっています。

比較的新しい高性能iPhoneをお得に手に入れられるのも、UQ mobileの大きなメリットです。

なおiPhone 12シリーズなどの最新モデルは、2020年11月時点だと未提供となっています。

UQ家族割対応!2回線目以降は-550円

UQ mobileは家族割にも対応し、2回線目以降は-550円の月額割引を受けられます。

家族でiPhoneを安く使いたい場合も、UQ mobileなら端末代と合わせて月額料金を抑えられるためおすすめです。

Y!mobileはiPhone SEを購入可能!10分かけ放題標準付帯+キャリアメールも使える

Y!mobileは、ソフトバンクがサブブランドとして展開している格安SIMです。

Y!mobileはUQ mobileと同様に自社で回線を所有しているため、速度が安定して高速となっています。

動画再生やSNSなどを常時快適に行いたい場合は、Y!mobileを検討してみてください。

Y!mobileの料金プランは、以下の3種類です。(2020年12月下旬に20GBプランも4,928円で提供予定)

 容量月額料金
スマホベーシックプランS3GB、1年間4GB~6ヶ月目2,178円、7ヶ月目~2,945円
スマホベーシックプランM10GB、1年間13GB~6ヶ月目3,278円、7ヶ月目~4,048円
スマホベーシックプランR14GB、1年間17GB~6ヶ月目4,378円、7ヶ月目~5,148円
※各プラン10分かけ放題標準搭載、データ通信量を使い切った後の速度はプランSが300kbps、M・Rが1Mbpsです。

月額料金は7ヶ月目から、通信量は2年目から変化することにご注意ください。

料金設定はUQ mobileと比べて少々割高に見えますが、どのプランも10分かけ放題とキャリアメールに標準対応しています。

UQ mobileでは10分かけ放題が月額770円、キャリアメールサービスは220円なので、両方活用予定ならY!mobileの方が220円分お得です。

Y!mobileはiPhone SEのセット購入に対応!家族割も利用できる

Y!mobileでも、iPhone SEが販売されています。

新規契約やMNPによる乗り換え時の端末価格は、以下の表にまとめたとおりです。

 新規契約・MNP時の一括購入価格(税抜)
64GB39,273円
128GB45,164円
※オンラインストアの販売価格です。

Y!mobileのオンラインストアでiPhone SEをセットで契約する場合は、契約事務手数料3,000円(税抜)が無料になるのも嬉しいポイントとなっています。

UQ mobileよりは少し価格が上ですが、Y!mobileもSIMフリーモデルをApple Storeで購入するより安価にiPhone SEを手に入れられますよ。

またY!mobileも家族割に対応し、2回線目以降は550円割引で利用可能となっています。

家族でiPhone SEを格安SIMで安く運用したい方は、Y!mobileも検討してみてはどうでしょうか。

Y!mobileの隠れた魅力・サポートを受けられる店舗が日本全国に用意されている!

格安SIMには手続きをインターネットに絞っているものも多く存在しますが、Y!mobileは申込みやサポートを受けられる実店舗が多く存在しています。

スマートフォンを使っていてトラブルが発生した時にお店に足を運んですぐにサポート対応を受けたい場合は、Y!mobileを選ぶのがおすすめです。

LINEモバイルはiPhone SEや7を販売中!トリプルキャリア対応で手持ちのiPhoneも使いやすい

LINEモバイルはソフトバンクの子会社で、月額料金の安さが魅力の格安SIMです。

以下の表にまとめたとおり、月額料金は3GB1,628円~と、格安SIMの中でもトップクラスに安価となっています。

容量月額料金
500MB1,210円
3GB1,628円
6GB2,420円
12GB3,520円

とにかく安く格安SIMを使いたい方は、LINEモバイルを検討してみてはどうでしょうか。

なおLINEモバイルは大手キャリアから回線帯域の一部を借りて運営している「MVNO」のサービスなので、速度は時間帯によっては落ちる場合もあります。

速度重視の方は、UQ mobileやY!mobileなどその他の選択肢を検討したほうが良いでしょう。

iPhoneはSEや7の購入に対応している

LINEモバイルでは、iPhone SEや7が販売されています。

販売価格は以下の通りで、iPhone SEは販売中のSIMフリーモデルと比べると2,200円高額となっています。

 iPhone SEiPhone 7
32GB39,600円
64GB51,480円
128GB56,980円

端末価格の安さを重視するなら自分でSIMフリーモデルを購入するのがおすすめです。

セットでスムーズにiPhoneを手に入れたい場合や、分割購入でLINEモバイルと合わせて端末代を毎月支払いたい場合は、LINEモバイルから購入してください。

LINEモバイルはデータフリーで対象サービスの通信量がカウントゼロになる!

LINEモバイルの魅力は、オプションのデータフリーでLINEなどの対象サービスを使い放題にできることです。

 データフリー対象月額料金
LINEデータフリーLINE0円
SNSデータフリーLINE、Twitter、Facebook308円
SNSLINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA528円

LINEのみなら追加料金無し、TwitterなどのSNS・音楽系サービスは最大月額480円(税抜)で自由に使えるようになります。

データフリー対象サービスをたくさん使っている方は、LINEモバイルを利用すれば通信量の消費を減らせて便利です。

LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクのすべての回線に対応する格安SIM

LINEモバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクのSIMカードを提供しています。

3回線を自由に選んで申し込めるので、どのキャリアからの乗り換えでも手持ちのiPhoneを使いやすいのが魅力です。

LINEモバイル公式サイトで各iPhoneの動作確認が行われているので、申し込み前にしっかり確認し、手持ちのiPhoneで通信・通話ができる回線を選んで申し込んでください。

楽天モバイルは使い放題・かけ放題の充実プランを展開!iPhoneでの利用も可能

楽天モバイルは、月額2,980円(税抜)のRakuten UN-LIMIT1種類で展開されているシンプルな料金プランが特徴です。(5Gにも対応済み)

容量月額料金
使い放題、auパートナー回線エリアは5GB3,278円

Rakuten UN-LIMITの楽天回線は通信量の上限がなく、自由に通信可能なので、動画を見たりゲームをしたりなど用途を問わず使えるのが魅力となっています。

自社所有の回線とauの回線を使っているので、速度面でも心配はありません。

通話も専用のRakuten Linkアプリを使えばかけ放題となるので、月額3,278円であらゆることを行えるのが嬉しいポイントですね。

楽天モバイルではiPhoneが販売されていませんが、対応する端末を自分で用意すればSIMカードを入れて使えます。

楽天モバイルはiPhone XR・XSシリーズ以降のモデルに対応!

楽天モバイルではiPhone各種の動作確認が行われていて、2020年11月時点では2018年登場のXS・XR以降のモデルで通信や通話を行えると発表されています。

つまりiPhone XS・XRシリーズを持っている方は、楽天モバイルをすぐに利用可能です。

言い換えると、iPhone X・8シリーズ以前のモデルでは楽天モバイルを使えません。

iPhoneで楽天モバイルを使うにあたって、SIMフリーのXS以降をApple Storeや中古ショップ等で手に入れなければいけないことにご注意ください。

eSIM対応!他社とセットでSIMカード2枚運用もできる

楽天モバイルはeSIMに対応しています。

eSIMは、SIMのデータをスマートフォンに書き込んで通信可能にできるしくみです。(物理的なSIMカードが不要になる)

iPhoneは、2018年登場のXSシリーズ・XR以降がeSIM対応となっています。

最先端技術のeSIMをiPhoneで活用したい方は、楽天モバイルを選びましょう。(音声通話対応のeSIMを提供しているのは、2020年11月現在だと楽天モバイルのみです)

なおeSIMをインストールしたiPhoneは、SIMスロットに他の格安SIM等の物理SIMを入れれば2つの電話番号・データ通信を使えるようになります。

仕事とプライベートの電話を1台で受ける、2つのSIMカードを組み合わせてたくさんの通信を行うといった活用ができるのも、eSIMをiPhoneで利用するメリットです。

注意点はauパートナー回線エリアの通信量制限

楽天モバイルは使い放題ですが、楽天回線が提供されておらずau回線で通信する「パートナーエリア」では通信量に月5GBの上限があります。

使う場所が楽天回線エリア内かどうかで使い勝手が大きく変わってくるので、ご注意ください。

ただし5GBを使い切っても最大1Mbpsで通信できるので、YouTubeの標準画質動画を見たり、SNSを楽しんだりといったことは可能です。

申し込み前に必ず楽天モバイル公式サイトのエリアマップを確認し、自宅などのよく使う場所が楽天回線エリア内かしっかり調べてから申し込みを検討しましょう。

公式サイトはこちら⬇

格安SIM・格安スマホ特集!

日本のキャリア携帯は政府主導で値下げが始まりました。即反応したドコモを皮切りに、auも大幅に値下げを発表し盛り上がっています。ですが格安SIMに比べれば、まだまだ倍の料金。

そんな、まさに格安の「格安SIM」ですが、いまだに「安いのはわかっているけど、わかりにくくて乗り換えられない!」という人が多いのも事実。

そんな方のためにネットスカウターでは、格安SIMの料金からメリット・デメリットをわかりやすく解説しています。格安SIMの契約で迷っている・・という方は、下記ロンク先をご参考に、有利な契約を選択して下さい!

 

① シェアNo1の楽天モバイルについて
楽天モバイル特集

② 格安SIMでiPhoneを使いたい!
iPhoneが使える格安SIM4選

③ 格安SIM・プランの選び方
格安SIM おすすめプラン

④ ビッグローブモバイル
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⑤ 安定のOCNモバイル
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⑥ SIMフリースマホを安く買うには?
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