ドコモ光に通信制限はある?光回線の速度が遅い原因と対処法まとめ

ドコモ光の通信制限は基本的に存在しない!

ドコモ光は様々なプロバイダを選んで契約可能な光回線サービスですが、通信にあたり「高速通信ができるのは1日○○GBまで」などの厳しい一律の通信制限は存在しません。

他社の場合、例えばauひかりには「30GB以上のデータを毎日継続的に送信した場合は上り速度のみを制限する」という通信制限規定があります。

しかしドコモ光においては、とくに具体的な速度制限の条件が設定されているわけではありません。

通信制限の可能性があるケースは?

ドコモ光ではすべてのプロバイダにおける一律の速度制限規定がありませんが、プロバイダによっては独自の通信制限を設定している場合があります。

スマートフォンやモバイルWi-Fiサービスのような厳しい制限(3日10GBなど)はありませんが、たくさん通信した場合速度制限にかかる可能性もあることにご注意ください。

ドコモ光における速度制限の内容が具体的に公表されているのは、例えばOCNやBIGLOBE、@niftyといったプロバイダです。

プロバイダによっては、大容量通信時は一時的に速度を下げる決まりがある

OCNのドコモ光では、「回線混雑時のみ、通信量がとくに多いユーザーの速度を他のユーザーと同レベルまで制御する」と公式に発表されています。

BIGLOBEや@niftyでもドコモ光を対象に、通信量が多いユーザーの速度を一時的に制御すると発表されています。

通信量が多くなる例として考えられるのは、主に以下の4つです。

  • 4Kや8Kの高画質動画を一日中再生する
  • ファイル共有ソフトなど、継続的な通信を行うサービスで大容量ダウンロード(アップロード)をする
  • PS4やPCなどの大容量ゲームソフトを一日中ダウンロードする
  • 大量にある動画や写真のデータをクラウドストレージにアップロードし続ける

あくまで混雑時のみ、そして他のユーザーよりも速度が落ちるようなことはないため、いずれも制限内容自体はスマートフォンなどの速度制限に比べてゆるいと考えられますね。

自由に通信できる光回線ですが、他のユーザーの迷惑にならないよう、極端な使いすぎには注意したほうが良いでしょう。

ドコモ光の速度が遅い理由は通信制限ではないことも!対処法まとめ

ドコモ光の速度制限は基本的になし、プロバイダ独自の制限も厳しいものではないため、速度低下の原因は通信制限ではない可能性があります。

主な速度低下の原因と対処法を解説するので、速度が遅くなって困っている方は参考にしてください。

利用者が多いと回線混雑で速度が低下する場合がある

光回線は複数のユーザーで光ファイバー回線を共有しているので、夜間などの利用者が多い状態だと混み合います。

回線が混み合うと速度が下がってしまうので、速い時間帯と遅い時間帯がある場合は、速度低下の原因は回線混雑の可能性が高いです。

回線混雑を避けたい場合はインターネットを使う時間帯をずらすか、対応するプロバイダでIPv6オプションを申し込み、IPv6対応ルーターを使って通信しましょう。

GMOとくとくBBなどで提供されているオプションでIPv6 IPoE接続を利用している時は、回線混雑を避けて高速で通信し続けられます。

ルーターなどの機器が故障してうまく性能を発揮できないと速度が下がる

自宅に設置されているルーターやONU(NTTのロゴが付いている、光信号と電気信号を変換してインターネットを行えるようにする機器)が故障していると、通信ができなくなったり速度が低下したりします。

また通信に使うPCやスマートフォンなどの機器が不調な場合も、うまく通信できないケースがあります。

機器を再起動したり、必要に応じて買い替えたりして、速度が改善できないか試してみてください。

Wi-Fiの電波が周りの電波と干渉している、壁で遮断されている

Wi-Fiルーターで無線接続をしている場合は、周りに電子レンジなどの電波を発する機器があると、電波が干渉して通信が途切れやすくなります。

「5GHz帯」に対応するルーターで、5GHz帯対応のSSIDに接続すれば、電波干渉を避けて高速で通信可能になります。

また壁などが間にある場合は、障害物で電波が弱くなり、速度が低下してしまっていると考えられます。

有線LANケーブルで接続する、障害物を取り除くなどして、Wi-Fiルーターとインターネットを使う機器の間にできるだけ何もない状態にし、近い距離で通信してみてください。

通信速度が遅い時はIPv6の利用がおすすめ

GMOとくとくBBなどではIPv6のオプションサービスが提供されているので、利用すれば回線混雑を避けて高速通信を行えます。

利用にはオプションの申し込みと、IPv6(IPoE)対応ルーターの用意が必要です。

ルーターは自分で用意したり、有料で借りたりする必要がありますが、プロバイダによってはキャンペーンによりルーターを無料でレンタルできるケースもあります。

 対応ルーターレンタル代(税抜)
GMOとくとくBB無料
BIGLOBE500円、キャンペーンで1年間無料
ぷらら無料
OCN無料

とくにGMOとくとくBBは、37ヶ月使えば返却が不要になるので、ルーターを自分の所有物にすることが可能です。

通信速度が遅くて悩まされている場合は、IPv6オプションと対応ルーターを用意して、環境を整えてみてはどうでしょうか。

契約中のプロバイダがIPv6非対応の場合はプロバイダ変更も検討

ドコモ光のプロバイダは、ドコモショップや電話窓口から変更可能です。

もしも今使っているプロバイダがIPv6(IPoE)に非対応だったり、ルーターが有料レンタルだったりする場合は、必要に応じてプロバイダを変更するのもおすすめです。

電話窓口を利用する場合の番号は「151」、受付時間が9時~20時となっているので、時間内に電話をかけましょう。

なおプロバイダ変更時には、基本的に3,300円の事務手数料が発生します。

現在ドコモ光を「単独プラン」で契約して、ドコモ光で選択できないプロバイダを利用している場合のみ事務手数料を無料にできますが、別途今使っているプロバイダの解約が必要となるので、手続きを忘れないようご注意ください。

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他社の場合、解約時などで問題が起きたときに予想外の大金を請求されたら?など不安を感じることもありそうですが、ドコモ光ならそんな心配をする必要はありません。

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