auひかりの違約金を徹底解説!少しでも安く抑える方法は?

auひかりの解約金の仕組みは少し複雑です。まず、ご自身の契約内容を調べた上で、以下のどのパターンにあてはまるかを確認して下さい。

auひかりを解約すると、違約金として契約解除料が発生する

auひかりには様々なプランがあり、戸建住宅・集合住宅共に、多くの場合解約時に「契約解除料」がかかることとなります。auひかり各プランの契約解除料は、以下の表にまとめたとおりです。

契約解除料の詳細

・戸建住宅(auひかり ホーム)の契約解除料

プラン月額料金契約期間契約期間内の解約金
ずっとギガ得プラン1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目~:5,390円
3年16,500円(37・38ヶ月目のみ0円)
ギガ得プラン5,720円2年10,450円(25・26ヶ月目のみ0円)
標準プラン6,820円なしなし
 

・集合住宅(auひかり マンション)の契約解除料

契約タイプ月額料金契約期間契約期間内の解約金(税抜)
ギガ4,455円お得プランA(お得プラン):2年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ0円)
標準プラン:なし
ミニギガ5,500円お得プランA(お得プラン):3年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ1円)
標準プラン:なし
タイプGお得プラン:4,730円
標準プラン:5,400円
お得プランA(お得プラン):4年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ2円)
標準プラン:なし
タイプV4,180円お得プランA(お得プラン):5年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ3円)
標準プラン:なし
タイプE3,740円お得プランA(お得プラン):6年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ4円)
標準プラン:なし
タイプF4,290円お得プランA(お得プラン):7年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ5円)
標準プラン:なし
都市機構4,180円お得プランA(お得プラン):8年
標準プラン:なし
お得プラン:10,450円(25・26ヶ月目のみ6円)
標準プラン:なし
都市機構Gお得プラン:4,300円
標準プラン:5,940円
お得プランA(お得プラン):9年
標準プラン:なし
お得プラン:9,500円(25・26ヶ月目のみ7円)
標準プラン:なし

出典 auひかりインターネット回線

どちらも「標準プラン」なら契約期間がないため、いつ解約しても違約金は一切かかりません。しかし、標準プラン以外のプランは契約期間ありなので、契約期間満了の翌月?翌々月のみが契約解除料なしで解約できる「更新月」となります。

各プランは自動更新なので、更新月に解約しなければ再度各プランで設定されている2?3年の契約がスタート、次の更新月まではいつ解約しても契約解除料がかかってしまうので気をつけてくださいね。

また、auひかり契約時に代理店等でキャッシュバック等の還元を受けている場合、キャンペーン条件に「○○ヶ月間の継続利用」が設定・期間内の解約では追加の違約金がかかるケースもあります。お得に契約した記憶がある場合は、念の為他の違約金が存在していないか確認してみることをおすすめします。

例えば公式キャンペーンの「auひかり新スタートサポート(詳しくは=こちらをクリック)」では、他社違約金を負担してもらえる代わりに36ヶ月の継続利用が条件設定されています。*3年の更新制です

この期間内に解約すると、「auスマートバリューに未加入か、負担してもらった金額が11000円を上回る」場合に11,000円の「解除料」がかかるのでご注意ください。

そして注意が必要なのは、auひかりの違約金として支払う必要が生じる可能性があるのは、契約解除料だけではないことです。

戸建住宅のauひかりは、解約時に撤去費用が追加でかかる

戸建住宅でauひかりを契約している場合、解約時に回線設備を撤去するための「光ファイバー引き込み設備撤去費」がかかります。金額は2018年2月まで11,000円に設定されていましたが、2018年3月より31,680円に改定されました。

2018年2月までにauひかりを契約していて、ホーム5ギガやホーム10ギガへのプラン変更もしていない方は11,000円の支払いで大丈夫です。(回線撤去が不要なら、工事無しで支払額を0円にすることも可能)

しかし、2018年3月以降に新規契約をしたり、以前の契約でもホーム5ギガ・10ギガに変更済みだったりする場合は、31,680円の支払いが必要となるのでご注意ください。

ただし解約理由が引っ越しで、以下の2つのどちらかの条件に当てはまっていれば、例外として撤去費用の支払いは不要となります。

① 引越し先でも引っ越し前と同じプロバイダでauひかりを使う(ただし一括型、都市機構16M(B)ベーシック、16M(R)レンタルの場合は対象外)
お引越し元のauひかりにおいて、au one netをご利用の場合。)

② 現在プロバイダがau one netで引越し先においてau Wi-Fiを使う

戸建住宅に住んでいる場合、更新月の解約で契約解除料がかからなくても撤去費用はかかってしまうので、突然高額が請求されて驚かないよう、しっかり覚えておいてください。

初期費用を支払い終えていない場合は、残債が発生する

auひかりには初期費用が存在していますが、条件を満たして初期費用相当額割引を利用している場合は毎月の割引により、支払額を実質0円に抑えられます。注意したいのは、まだ初期費用を払い終えていないタイミングで解約すると、残債を割引無しで支払わなければいけなくなることです。

 初期費用初期費用相当額割引
ホーム(ネット+電話契約時に割引適用)41,250円687円×60ヶ月
マンション(ネット契約でもれなく割引適用)33,000円1,375円×24ヶ月間

初期費用相当額割引を利用している方は、戸建住宅は5年、集合住宅は2年以内の解約だと、初期費用の残債がかかるのでご注意ください。

例えば、戸建住宅で3年間(36ヶ月間)契約していたauひかりを解約する場合は、残債16,500円(625円×24ヶ月間)がかかってしまいます。

auひかりはどうやって解約する?手順を解説

auひかりの解約手順は、以下の通りです。

  1. 契約しているプロバイダへ、auひかりの解約を申し込む
  2. 必要に応じて撤去工事やルーター等のレンタル機器の返送を行う

auひかりの解約は、プロバイダに連絡すればすぐに行なえます。契約中のプロバイダへ電話窓口等を利用して連絡・指示に従って手続きを進めましょう。

auひかりの解約総合案内です。

auひかり解約Q&A

解約時は撤去工事が必要なケースもあれば、KDDIからレンタルしている機器を返送するだけで解約が完了するケースもあります。

なお、解約には時間がかかる可能性もあるので、引っ越しなどを理由に解約する場合は早めに手続きを開始しましょう。

そして他社回線へ乗り換える場合は、すぐに解約すると乗り換え後の回線の開通までインターネットを使えなくなってしまいます。先に新回線の契約申込みを済ませておき、新回線の開通タイミングに合わせて解約するように調整することをおすすめします。

auひかりの違約金を抑える方法は?

auひかりで発生する違約金を抑える方法は、様々です。できる限り多くの対処法を用いて、出費を最低限に抑えましょう。

初期費用の完済後、契約更新に合わせて解約する

auひかりでは契約時に初期費用が発生しますが、初期費用相当額割引を利用していれば戸建住宅だと5年、集合住宅だと2年経ったタイミングで完済となります。初期費用の完済を終えた次の更新月に解約すれば、契約解除料と初期費用の残債の両方を0円にできるので、出費を大幅に抑えられますよ。

例えば戸建住宅で3年契約の「ずっとギガ得プラン」を契約している場合は、

  • 初期費用の完済・・5年(60ヶ月)
  • ずっとギガ得プラン・・3年契約、自動更新
  • 光ファイバー引き込み設備撤去費・・強制的に発生(対処法なし)

以上のとおりとなるため、6年間の契約を終えた翌月~翌々月(新規契約から2回目の更新月)なら支払いを光ファイバー引き込み設備撤去費31,680円(2018年3月以降の契約)のみに抑えられます。

他社に乗り換えて、解約違約金負担キャンペーンを利用する

光回線各社では、他社から乗り換えて契約する場合に発生した解約違約金を負担してくれるキャンペーンが展開されています。例えばソフトバンク光では、終了日未定で最大10万円の他社解約違約金を負担してくれる「Softbank あんしん乗り換えキャンペーン」が展開されています。

auひかりの解約後もインターネットを使う予定なら、乗り換えキャンペーンが行われている光回線へ乗り換えて、発生した違約金を負担してもらってみてはどうでしょうか。

auひかりを戸建住宅で契約している場合は光ファイバー引き込み設備撤去費がもれなく最大31,680円発生しますが、他社の乗り換えキャンペーンを利用すれば0円に抑えられます。

なお、乗り換えキャンペーンで負担してくれる金額は各社で、さらにキャンペーンの行われているタイミングによっても異なる可能性があるので、乗り換え時はいくらまで負担してくれるのか必ず確認してくださいね。キャンペーン利用にあたり、違約金が明確にわかる明細書等の送付が必要なケースもあります。キャンペーン適用条件も、しっかりご確認ください。

ネットスカウター編集長
編集長
auひかりの解約違約金は、現状他の回線事業者より高くついてしまいます。ですが、引っ越し等で引き続きネットを使うなら、ソフトバンクの乗り換えキャンペーンを使えば撤去費用を含めて0円に出来るでしょう。
また海外赴任・結婚等での公共料金の統一でネットを使わなくなる場合は支払うほかありません。ですが、結婚などの場合は、うまく名義と回線を分散させ、その都度違約金を受け取れるように知るとお得です。

ソフトバンクの乗り換えキャンペーンの詳細は→ 【乗り換え完全ガイド】ソフトバンク光へ乗り換えるだけで?万円をゲット!

auひかり特集!

auひかりはハイスペック、低料金、そして高額キャッシュバックとメリットは多いです。

ですが導入できるエリアが狭い、解約違約金が高い、申し込み窓口によって特典が大きく変わるなどデメリットもあります。また申込み窓口(代理店)の中には、異常な高額キャッシュバック広告を出しているが、実は多くの高額オプションを契約しなければならない、条件が厳しすぎて結局貰えないなどの問題のある代理店も少なくありません。

そこでネットスカウターが、安心安全・そしてお得なauひかり情報をまとめましたのでご参考にどうぞ! 優良代理店・最新キャンペーン情報は必見です!

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