光回線のメリットは実測値が他回線より圧倒的に速いこと
光回線は、スマートフォンのモバイル回線や光ファイバーを使っていない自宅用インターネット回線と比べて実際に出るスピードが高速です。
2021年時点では、モバイル回線も1Gbps以上などの高速に対応するものがありますが、実測で100Mbps以上などの高速を常時出せるものは多くありません。
例えばドコモの5G回線は最大4.1Gbs、WiMAX2+は1.2Gbps対応ですが、どちらも提供エリアが非常に狭く、対応機器が必要だったり有線接続が求められたりと条件も多いです。
光回線であれば上限が1Gbpsや10Gbpsなど高速でありつつ、実際に使っても100Mbps以上などの高速を出せます。
高速通信ができるメリット
100Mbps以上などの高速で通信できる光回線なら、様々な場面で恩恵を受けられます。
例えば動画を再生する際、速度が遅いと読み込みに時間がかかってしまいますが、光回線の高速通信ならフルHD・4Kなどの高画質な動画でもあっという間に読み込みが終わります。
再生が読み込んだ部分に追いついて、止まってしまうこともありません。
オンラインゲームでは数GB~数十GBある大容量のソフトをスムーズに読み込むことができ、ゲーム中に画面の動きがおかしくなるなどのトラブルも避けられます。
インターネットが生活に広く関わっていて、テレワークの促進などにより自宅内でインターネットを使う機会も増えている近年では、高速通信環境があると何かと役立ちます。
光回線なら厳しい速度制限なし!24時間自由に通信できる無制限も魅力
光回線は基本的に、スマートフォン回線やWiMAX等のモバイル回線サービスと異なり「1日〇GB」などの厳しい速度制限がありません。
数日・1ヶ月単位での上限がないため、大容量通信をしても全く問題ないのもメリットに挙げられます。
例えばWiMAXの場合、3日間に10GB以上通信すると翌日18時~翌々日2時まで速度が1Mbpsに制限されてしまうため、制限中はHDなどの高画質動画やオンラインゲームを楽しめません。
3日間10GBという容量は1日平均3.3GBで、短時間の動画再生やネットサーフィン程度なら問題ありませんが、1日中動画を見たりゲームソフトのダウンロードをしたりするとすぐに上限に達してしまいます。
しかし光回線なら3日間で10GB以上通信していても基本的に問題なしで自由に通信可能・仕事や学校が終わった夜間でも、快適に動画再生やゲームなどを行えます。
プロバイダ・光回線の中には制限があるものも
光回線や光回線の通信サービスを提供するプロバイダの中には、完全無制限でなく制限を設定しているものもあります。
例えばドコモ光やOCN光などを提供するプロバイダ・OCNでは、回線が混雑した場合のみ、通信量が多い人の速度を他のユーザーと同レベルまで下げる制限があります。
auひかりでは、1日30GB以上のデータ送信(例:写真・動画のネットへのアップロード)を継続的に行うと、上り速度が一時的に制限されます。
モバイル回線のように早ければ数十分~数時間で制限に達してしまうほどの厳しい制限はありませんが、完全無制限とは限らないことにご注意ください。

スマートフォンとのセット割や高額キャッシュバックでお得に契約できる!
光回線はキャンペーンの充実度が高く、セット割やキャッシュバック、工事費割引などで負担を抑えながら契約できます。
光回線には「回線工事を伴うため導入費用が高い」というデメリットがありますが、各種割引や特典を駆使すれば還元を受け、コストを大幅に削減可能です。
スマートフォン料金が家族も含めて割引に
光回線の中には、スマートフォンとのセット割に対応しているものもあります。
セット割を利用すれば、月々のスマートフォン料金が割引になるため、固定出費を下げて生活への負担を抑えられます。
以下の表に、主なセット割対応光回線と割引額をまとめました。
セット割対応光回線 | 割引額 | |
ドコモ | ドコモ光 | 最大1,000円(家族回線含む) |
au | auひかり、ビッグローブ光、@nifty光、So-net光プラス | 最大1,000円×10回線 |
Softbank・Y!mobile | ソフトバンク光、NURO光 | 最大1,000円×10回線 |
UQ mobile(スマホプラン) | ビッグローブ光 | 500円×1回線 |
OCNモバイルONE | OCN光、ドコモ光(OCN) | 200円×5回線 |
契約しているスマートフォンとのセット割に対応する光回線を契約する、光回線契約に合わせてスマートフォンをセット割対応回線に乗り換えるなどして、セット割を活用してみてください。
光回線はキャッシュバックや工事費割引で負担を抑えて導入できる
光回線の契約時は、キャッシュバックや工事費割引の特典を受けられるケースがあります。
キャッシュバックはサービスが公式に提供しているものだけでなく、契約を取り次ぐ正規代理店が独自に用意するケースもあります。
申込時は同じ光回線を申し込める窓口を比較して、お得な窓口を選んで申し込んでみてください。
そして光回線の中には、ドコモ光やNURO光など、工事費割引キャンペーンを行っているものもあります。
ドコモ光は基本的に工事費が完全無料に、NURO光では30ヶ月間の月額割引で実質無料になります。
工事費を無料にできるキャンペーンを利用すれば、本来なら数万円程度かかることもある導入コストを大幅に削減できてお得です。
光回線にデメリットはある?
光回線には、いくつかデメリットもあります。
メリットを考慮して申し込む際は、合わせてデメリットもチェックしておきましょう。
マンションなどでは速度が速くないプランで提供される場合あり
光回線は1Gbpsや10Gbpsなど高速なプランが広く展開されていますが、建物によっては100Mbps以下などあまり高速でないプランしか申し込めないこともあります。
築年数が古く回線設備が古いままのアパート、マンションなどでは、申し込む際に建物の対応速度について確認しておきましょう。
低速なプランでの提供になる場合、費用を払うなどして工事を行えば速度を高速化できるケースもあるので、合わせて対応できないか問い合わせてみることもおすすめします。
速度が遅いと動画などの読み込みに時間がかかってしまうので、快適に光回線を使うにはできるだけ高速なプランであることが重要です。
契約期間は各社・各プランで異なり、長いこともある
光回線の契約期間は、サービスやプランごとに異なります。
例えばドコモ光やソフトバンク光は2年契約ですが、auひかりの「ずっとギガ得プラン」は3年契約です。
今後引っ越しなどを予定している場合は、契約期間が長いサービスを申し込むと解約時に高額な違約金を支払わなければいけなくなる可能性もあることにご注意ください。
光回線は数万円の工事費に注意
光回線は工事費が高額で、例えばNURO光は44,000円、ソフトバンク光は26,400円といった費用がかかります。
工事費は基本的に高額となるため、普通に料金を支払うと出費が大きくなってしまうことに気をつけましょう。
キャンペーンで実質0円など安く抑えられるケースもあるので、工事費を抑えたい場合は工事費割引・無料キャンペーンを展開している光回線を選ぶのがおすすめです。
工事費無料キャンペーンが展開されていない光回線を申し込む際も、代理店経由での申込みなどで工事費以上の金額のキャッシュバックを受けられれば、事実上工事費の負担をなしにできます。
光回線のおすすめ契約先は?
ネットスカウターが厳選した光回線のおすすめ契約先です。
回線選びもプロバイダ選びも、細かい条件に違いがありますので、よく比較してご自身に最適な回線・プロバイダを選んでください。
詳しくはこちら→ 【最新・辛口】光回線比較!おすすめランキング