ネット契約審査に関するニュース
2020年10月14日よりソフトバンク光の契約時に「本人確認書類の審査」が開始されました。これによりソフトバンク光の審査が厳しくなるということではありませんが、一般的な本人確認が行われるようになりました。
ソフトバンクでは、今まではソフトバンクエアーのみ本人確認書類の審査があり、ソフトバンク光では行われていませんでしたが、今後は同様の審査が行われることとなりました。
ネット契約の審査とは?
ネット契約を申し込んだ際は、開通工事が行われて契約が完了する前に、まず審査が行われます。
審査内容はとても簡単なものなので身構える必要はありませんが、トラブルを防ぐためにもしっかり確認しておいてください。
ちなみに審査で共通しているのは、過去に同じ回線で未払いがないか?その住所に回線を引けるか?等の審査、そして関連会社で未納がないか?です。このすぐ後で説明しますが、審査で落ちる多くの場合が「関連会社での未払い」です。
どうやってもダメなパターンも・・
このページをご覧になっている方の多くは、実際に審査落ちにあったか?または審査落ちするかもしれない?と、なにか心配になる事がある方だと思います。そこで、そんな方のために少し解決方法を書いておきます。
まず現在、ネット契約の審査で落ちる場合のほとんどは「過去の未払い」に関係するものです。特に携帯キャリアで機種代金の残債を未納している場合は、高確率で審査落ちします。
中でも、関連会社の場合はほぼアウトと言えます。*絶対に落ちるというわけではありません。 この関連会社とは、例えばドコモ携帯で未納金がある場合、ドコモ光に申し込むと審査落ちする、ソフトバンク携帯で未納があると、ソフトバンク光で審査落ちするという事です。
また、ネット契約(光回線でもポケットWifiでも)で審査落ちした場合、関連会社で再度申し込んでもまず通ることはありません。
この解決方法ですが、まず未納金を支払うこと、これが最良の解決策です。ですが、「今はお金がないので未納金は支払えないが、今すぐにネットを使いたい、未納金は後で必ず返済する」という場合は、関連のない会社で契約するというのはありかもしれません。
もう一つ、GMOとくとくBBやクラウドWifiのようなモバイルWifi会社の場合、審査落ちをしたという話を聞いたことがありません。もし契約にお困りの方は、モバイルWifiから選ぶのも手だと思います。ただしクレカ必須という会社が多いので、他の決済方法があるかの確認は忘れずに行って下さい。
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ネット契約の審査は主に支払い方法の正確性が判断される
ネット契約における申し込んだ会社側での審査内容は、主に「支払方法の内容が合っているかどうか」です。
支払方法に登録された内容が間違っていると、契約したインターネット回線側で料金を引き落とせません。
支払いに関するトラブルを防ぐために、ネット契約時は支払方法に関する審査が行われます。
例えば支払方法にクレジットカードを選んだ場合は、入力したクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードといった情報が合っているかどうかが確認されます。
また本人名義のクレジットカードで申し込むことが必須の場合、申し込んだ人の氏名とクレジットカード所有者の氏名が一致しているかどうかも重要なポイントと考えられますね。
口座振替で申し込む場合は、口座番号や口座名義人が正しいかどうかを確認されます。
合わせて住所が正しいかどうかも確認される
ネット契約時の審査では、住所に入力された情報が間違っていないかどうかも確認されます。
住所が間違っていると、光回線などの固定回線の場合は開通工事を行えなかったり、契約書類を正しく受け取れない状態になったりするため、契約手続きを終えられないからです。
ネット契約の申し込み審査で落ちることはまずない
インターネットの契約を申し込む際は確かに申し込み審査が行われますが、審査に落ちてしまうことはまずありません。
ただし、審査に限らず様々な理由で申し込みを断られてしまうケースがあります。
ネット契約の審査は、クレジットカードのような細かい本人情報を確認されるわけではない
ネット契約の審査では住所や支払方法を確認されるのみで、クレジットカードのように年収や居住年数、職種などの細かい情報を元に厳しい審査が行われるわけではありません。
そもそも、ネット契約の申し込み時に記入する書類・入力フォームには、年収等の詳しい情報を記入する項目自体が基本的に存在しないのです。
「契約」と言われると身構えてしまうかもしれませんが、落ち着いて正しい情報を入力して申し込めば、よほどのことがない限り審査には落ちません。
例外的に独自の審査により契約可否が判断されるケースも0ではない
インターネット回線サービスの中には、例外的に独自の審査項目が存在していて、総合的な判断で審査に落とされてしまう可能性があるものもあります。
例えば契約を申し込んだ会社が手がける携帯電話サービスで通信料金が未払いだったり、過去に料金未納で強制解約になった経験があったりすると、場合によっては審査に落ちます。
引っ越しを伴うネット契約は入居審査にも注意
ネット契約の審査は主に支払方法等の内容を確認されるのみですが、引っ越しに合わせてネット契約を申し込む場合、別途引っ越し先の入居審査が行われます。
年収等の情報をもとに家賃を支払う能力等を確認され、入居可否が判断されます。
ネット契約の申し込み自体は通っても、引っ越し先に入居できなければ、契約を終えて対象の家・部屋でインターネット回線を契約することはできません。
自宅がエリア外だと、ネット契約そのものの審査に問題なくても契約は不可
ネット契約を申し込んでも、申し込んだ建物がサービスのエリア外だと開通工事や通信ができないため、契約を断られてしまいます。
インターネット回線は固定回線・モバイル回線のどちらにも対象エリアがあるので、要注意です。
セット割対応のスマートフォンを購入する場合は分割購入審査に落ちる場合あり
インターネット回線には、セット契約でスマートフォンの通信料金を抑えられるものもあります。
しかしスマートフォン回線は、通信に使う機種を購入したり、回線を契約したりする際にインターネット回線と別に審査が行われます。
例えば過去に同じ会社で料金未納等のトラブルを起こしていたり、すでに上限まで回線を契約していたりしたら、スマートフォン回線の契約や端末購入は断られるケースもあります。
結果的に、セット割対象のネット契約はできても、セットで使うスマートフォンは契約できずにセット割は適用できなくなってしまう場合があることにご注意ください。
審査落ちを回避!ネット契約を行う際に注意するポイントは?
ネット契約で様々な審査に落ちて契約できなくなってしまうトラブルを防ぐには、事前に様々なポイントに注意しておくことが重要です。
それぞれ解説するので、覚えておいてしっかり万全の対策をしたうえで申し込みを進めてください。
申込時に入力する住所や支払い方法の情報を間違えない
ネット契約の審査では主に住所や支払方法の入力内容が正しいかどうかを判断されるので、入力内容を間違えないよう気を付ける必要があります。
申し込み時は何度も見直しをして、100%正しいと断言できる状態になったところで申し込み手続きを完了させてください。
事前にエリア検索を行い、契約可能であることをしっかり確認する
ネット回線はエリア外だと契約を進められないので、申し込み手続きを始める前にエリア検索を済ませましょう。
例えばUQ WiMAXやNURO光では公式サイトにエリア検索フォームがあるので、すぐに自宅等の使う予定の場所がエリア内かどうか判断できます。
申し込み予定のサービスがエリア外だったら他のネット回線でエリア検索をして、エリア内になっているサービスを選んで申し込んでください。
入居審査を終えてから契約を申し込む
引っ越しを伴うネット契約の場合は、入居審査に落ちてしまうと全てが水の泡になってしまいます。
特に春などの繁忙期は開通工事に時間がかかるため、早く申し込みたい気持ちはあるかもしれませんが、入居したい家の入居審査が終わって住めることが決まるまでは申し込みを待ちましょう。