そもそも市営住宅には、ほぼ光コンセントはない
市営住宅などの公営住宅は古い建物が多いため、光ファイバーが導入されていない物件がいまだに多いです。建物が古い、かつ設備が整っていないということは、光回線接続に必要な光コンセントも部屋にはありません。
集合住宅で光回線を使うには、建物内に光ファイバーの設備が導入されている必要があります。建物の管理人室などにある設備から、各住居(お部屋)の光コンセントまで回線を通すことで、光回線が使えるようになるという仕組みです。

まず光回線のマンションタイプには、いくつかの種類がある事を理解してください。*光コラボの場合はタイプA・B、auひかりの場合はタイプV・Gなどと呼ばれます。
光コラボ系・au系・その他回線事業者で呼び方は変わりますが、その違いは回線速度から来ます。主流はギガクラスのスピードが出るものですが、建物によっては最高で100Mbps前後しか出ないタイプもあります。ここは入居前に不動産会社に聞くか、それでわからなければ、直接フレッツ光に電話して聞いて下さい。
また、個々の部屋に光コンセントがなくても、建物自体が対応していれば、回線工事の時に新たに光コンセントを設置してもらうことが可能です。*これは工事の人が勝手にやってくれます。
では、市営住宅にお住いの方は光回線のような安定したインターネット回線を使うことはできないのでしょうか?
深掘りしていきます。
公営住宅はなぜ工事許可が出にくいのか?
工事許可が出にくい理由は主にふたつあります。
- 建物の設備が古くて対応できない
- 市や県または近隣住民から許可が出ない(反対される)
ここで大きなポイントとして、公営住宅を管理しているのは市や県などの自治体だということです。自治体は民間とは違い、申請の基準や手続きが厳しく面倒なため、工事の許可が出にくいという特徴があります。
また、申請が通ったとしてもそもそも建物が古くて設備が対応出来ずに開通NGになる場合があります。
またもう一つ厄介なのが、近隣住民や管理組合の反対にあうことです。*主に居住者による反対です
おそらく自分が使わないからという理由だと思いますが、古くからの住民の一部が先頭に立って、光回線工事を含むあらゆる工事に反対するというのは、よくあることです。
光回線の工事をあらゆる理由で近隣住民に強硬に反対される、または話すら聞いてもらえずに却下されるというケースは、この時代でも公営住宅ではよく聞く話なのです・・・
こういう意味不明な反対にあうケースは、ネットの利便性などとは無関係の話なので、ある意味開通をキッパリ諦めてしまう方が精神衛生上良いと私は思います。残念ですがこういう人たちと議論することや、説得しようとする事は、時間の無駄に終わることがほとんどです。
諦めて引っ越しを考えるか、別のネット回線を使用するかを考えたほうが気分的に楽だと思います。

そこそこ新しい公営住宅に転居したお客様が、当然光回線が引けると思い契約したが、工事確認の電話で管理組合の許可を取るように言われる。その電話の担当者によく聞いてみると、過去に何度か管理組合の反対で工事許可が下り無かった建物だと聞かされる・・
この公営住宅は過去に何件もの申し込みがあるので、光回線の分配装置さえ設置すれば簡単に各部屋に高速な光回線が供給可能。しかもかなりの件数が見込めるので、管理組合の利益にもなるという状況。でも一部古株の組合員(居住者)の反対で「光回線はダメ」との事・・こういう理不尽な相談は過去に何度も受けたことがありますが、いつもどうにもならなず、固定代替を契約してもらった記憶があります。
市営住宅では光回線は使えない?
光回線の設備がない公営住宅で使用できるようになる方法は下記の2つです。
- 棟全体で一定数以上の要望を得て管理組合に申請する
- 個人で自宅まで直接光回線を引き込む
解説していきます。
まずひとつめは、光回線を使いたいという入居者の声を一定数以上集めて、住んでいる市(自治体)に動いてもらうという方法です。
市と開通業者が協議を行ない、工事の許可が出れば設備の導入に向けて進んでいきます。
しかし、建物の設備が古すぎて現地調査でNGとなる可能性が高いです。
ふたつめは、電柱から自宅まで直接光ファイバーを引き込む方法でが、この方法は現実的にほぼ不可能と思っていただいたほうがよいです。
理由としては工事の際に建物の壁に穴を空ける可能性があるからです。
建物に傷をつけられると困るという理由で、公営住宅を管理している市や県から許可が下りないのです。*これも実際は居住者からの反対がほとんど
また、個人で申請する場合は役所から「お住まいの建物には設備が入っていないのでできません」と高い確率で跳ね返されます。インターネットに知識のない方がここから話を進めていくのは困難です。
もし仮に個人で導入できたとしても一戸建てと同じプランになり、集合住宅プランで安く使えるというせっかくの恩恵も受けられなくなります。
結論として、個人での光回線の開通は難しく、手間もかかるためメリットは少ないと言えます。
光回線がNGの場合の対処法
工事不要のインターネット回線、「ホームルーター」を使用するという選択肢があります。ホームルーターとは集合住宅で自宅に光回線を引けない人に最適なWiFiルーターです。
インターネットも超高速で端末を置くだけ。わずらわしい工事も立ち会いの必要もありません。 申し込みから一週間程度ですぐにインターネットを使用することができる手軽さも魅力です。
そこでおすすめなのがソフトバンクAirです。
ソフトバンクAirはソフトバンク回線を利用したwifiルーターです。
光回線と同じように通信制限なく超高速のインターネットを楽しむことができます。
しかしながら、月額料金は4,880円と光回線よりも安いです。
よく比較される部分でWiMAXという選択肢もありますが、こちらは3日間で10GBまでの通信制限があります。
ソフトバンクAirは無制限で利用できるため、通信データを気にせず大きな動画や映画を楽しめるということから多くの方に選ばれています。
せっかく利用するならキャッシュバックなどの恩恵を受けてお得に始めたいですよね。
お得なキャンペーンを行っている、こちらの正規販売代理店がおすすめです。
おすすめ代理店→一番オトクなソフトバンクエアー代理店
当サイトでのホームルーター関連記事→ 【最新・辛口】工事不要のホームルーター比較 !おすすめランキング
ソフトバンクAirのキャンペーン
現在、公式サイトで行なっているキャンペーンは下記の3つです。
- SoftBank Air スタート割
- SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
- おうち割 光セット スタートキャンペーン
SoftBank Air スタート割
通常の月額料金は5,368円ですが、利用開始から12ヶ月間は4,180円とよりお安く使えます。
毎月1,188円x12ヵ月間、実質14,256円の割引ということで大変お得なキャンペーンです。
SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン
他社インターネットから乗り換えの際に発生する違約金、撤去工事費、端末代金を満額還元してくれます。最大10万円までと上限がありますが、よほどの契約内容でない限りはカバーしきれる金額だと言えます。乗り換えの際に掛かる費用を補填してくれるのは嬉しいですね。
おうち割 光セット スタートキャンペーン
ソフトバンク携帯(スマートフォン)とのセット割引で、毎月最大1100円、ソフトバンク携帯の料金が割引されます。さらに、他社からの乗り換え時にかかる解約金を10,450円負担してくれます。
大手他社(docomo, au)の2年縛り契約の解約金が10,450円なので、実質負担なしでソフトバンク携帯に乗り換えることができます。インターネットと携帯電話のセット割引は受けれる恩恵が大きいのでぜひ押さえておきたいところですね。
また、こちらの推奨代理店からお申し込みされると35,000円~という独自の高額キャッシュッバックを受け取ることができます。Airターミナルの購入者限定という条件がありますが、長期的に利用される場合を考えると大変メリットのあるキャンペーンとなっています。
詳しくはこちらのページで解説しています→ ソフトバンクエアーのキャンペーン比較 最大キャッシュバックはここだ!
まとめ
この記事では、市営住宅にお住いの方へ向けた光回線事情、それに代わるインターネットサービスのご紹介をしましたがいかがだったでしょうか。
光回線が使えない物件にお住いの方は工事の手間もないホームルータータイプがおすすめです。
市営住宅で光回線が引けなくても高速で安定したインターネットを使うことができるので安心してください。
ぜひ参考にしていただき素晴らしいインターネットライフを過ごしましょう。